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しいこさんちの、古民家生活 

江戸後期に建てられた古民家のリノベーションから日常の記録的ブログ

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飾り瓦

先日、長野県塩尻市奈良井宿へ行きましてね、
いえいえ、遊びとちゃいますよ。
仕事ですわ。
講演と言うより、お話し会ですかね。

まあまあ、そのときですね、中山道奈良井宿にある『旅館ゑちごや』に泊まらせてもろたんですわ。
創業200余年の歴史ある旅館でしてね。
当時の建物そのままやからウチの古民家と一緒やいうことですなあ。

しかもですよ、江戸と京都を結び、伊勢参りの参拝客もこの街道を往来したということは…
繋がってた言うことやなあ。
そして私は今回宿泊させてもらったこともまた、嬉しいご縁ということですわ。

今年はたくさんの点と点が繋がって線になり、円(縁)になった年になったなあ。
他にも驚きことがあったんやけどね、それまた追々と言うことで(笑)


と言うことで前振りは大変なが~くなったけど、今日は瓦の紹介ね。



思いっきりズームで撮った瓦にある家紋。

IMG_8751.jpg



気になったから調べてみたら『九曜紋』というらしい。
「九つの星が輝く」という意味で、真ん中の大きな星は太陽、周りにある星は太陽を囲む星を表しているんだって。



へえ!
へえ!
へえ!



別の瓦も撮ってみました。
ちょっと見えにくいけど、ここにも在りますねえ。

IMG_8750.jpg



ん?
あれ?
お?
なんだあれは?

見えにくいので脚立を持ってきて確認。



七福神のお一人、大黒天様ではございませんかっ!!!

IMG_8761.jpg



びっくりしたので夫を呼びましたよ。
ほぼ毎日来ている夫も知らなかったんだってぇ!
調査と設計をしてくれている先生はご存じなんだろうか。


ちなみに、「厄を除けて家内の繁栄を願うもの」なんだそうです。
調べてみると、七福神のお一人だけのお家が多いみたいだったけど、
七福神を並べているお宅とか、宝船に乗っている七福神もあるようです。

こちらもちょこっと調べてみたら『飾り瓦』というらしい。

へえ!
へえ!
へえ!



前の持ち主さんの思いがこもった『飾り瓦』
今度は我が家が大切に引き継ぎます!
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